【音の999】11月・12月の音楽サーキット
1月も半ばに差し掛かり、日増しに寒さが厳しくなる今日この頃。各種感染症も流行していますが、皆様お変わりないでしょうか
音の999では、来所時に体温測定と手指消毒を行い、子ども達の体調の変化に気を配るとともに、定期的な換気や適度な加湿、空調管理や衣類調整にて子ども達が快適に過ごせる環境作りをしています
さて、今回のblogでは11月・12月と2ヶ月に渡り実施してきた【音楽サーキット】の活動報告を行います
季節はすっかり冬ですが、今回報告する音楽サーキットは秋仕様となっており季節の移り変わりを感じていますそれでは、秋仕様の音楽サーキットの様子を、是非ご覧下さい
↑サーキットの全体像です。
今回の音楽サーキットのテーマは、「短期記憶にチャレンジ&お友達と協力」です。
まずは職員が提示する果物カードを確認し、それぞれカードの内容をしっかりと覚えてからスタートです
1つ目の課題は【ハードルまたぎ】です。
ピアノの音を良く聴き、お友だちと息を合わせてハードルをまたぎます
遅過ぎず、早過ぎず、丁度いい速度でハードルをまたいで次のエリアに進みます
以前よりも足の上がりがスムーズになった子ども達の姿に、成長を感じました
こちらのハードルはとても軽いので倒してしまっても大丈夫初めは怖がっていた子ども達も、今では積極的に課題に取り組めています
続いてのエリアは、音の鳴るマットでの【両脚跳躍】です。
音楽サーキットでは定番のアイテムで、子ども達も大好きな課題です声掛けをしなくても、きちんとピアノの音を聴き、タイミングよくジャンプする事ができていましたせっかちさんは音を待てずに進んでしまいますが、それもご愛嬌!!それぞれのマットが素敵な音を奏でていました
3つ目の課題は、【果物カードの答え合わせ】です。
スタートする前に覚えた果物を、正しく選ぶことに挑戦します。覚える果物の数は、それぞれのレベルに合わせて設定し、全ての子ども達が「無理せず正解できる」事を第一に考え、カードを提示しています。慣れてきたら、自分で覚えるカードを選択し、「この位の量なら記憶できるかな」「ちょっと難しかったから、次は少なくしようかな」と子ども達自身で考えられる様にサポートしています例え覚えていなくても大丈夫ペアで活動しているお友だちや、見学しているお友だちがヒントをくれます子ども達が協力して活動する様子を見る事ができ、職員はとても嬉しいです
最後のエリアでは、様々な【じゃんけん】に挑戦します。
普段何気なく行うじゃんけんですが、手で正しい形を作りタイミングよく出すというのは実はとても難しい事です音の999に通う子ども達の中にも、中々思う様に手が出せず、ズルをしているわけではないのに相手の子と喧嘩になってしまう、、、なんて子もいます。
楽しくじゃんけんの練習をするために、「仲良しじゃんけん」と題して、ペアの子と「あいこ」になるまでじゃんけんを続けるという、勝ち負けのないじゃんけんをを提案して実施しました
正しいタイミングで手を出せる子ども達には、「後出しじゃんけん」と題して職員が出した手に勝てる様にタイミングを1テンポずらして手を出す事に挑戦しました
また、「勝ち」に強く拘りをもつ子には、あえて普通のじゃんけんを行い、「負ける」経験を積ませます。気持ちを抑える事ができたら、はなまるです
いろいろな経験を積んで、子ども達が少しずつ成長できるようサポートしていきます
さて、今回の音楽サーキットの活動報告は以上となりますが、いかがでしたか??
新学期も始まりまだまだ落ち着かない雰囲気の音の999ですが、職員は普段通り落ち着いて子ども達を受け入れ、環境の変化により早く順応できるようサポートしていきたいと思います
音楽サーキットの内容も一新し、また新たな気持ちで活動が行える様準備を進めていきます。
それでは次回のblogもお楽しみに〜