【音の999🎵】避難訓練~風水害想定~
今年の9月11日、東京と神奈川を局地的に災害級の大雨が襲い、多くの建物に被害が出ました。近年、こうしたゲリラ豪雨や線上降水帯、台風などが各地に大規模な被害をもたらしています。
日本は「山の国」、「海の国」であるとともに、「川の国」でもあるそうで、大洋の湿った空気で雨を降らせる雲ができ、日本の山間に大雨を降らせると、その水が大量に川に流れ込んで、災害が発生する・・・つまり日本は「水害の国」と言えますね。
古来、日本人は水害や暴風に悩まされており、古くは1500年も前から水害などの記録が残されているそうです。
江戸時代の後期には、幕府の命により水害の多かった大阪・京都の町奉行所には「川奉行」「土砂留め奉行」といった役職が設けられ、藩政の主要課題のひとつとして治水にあたっていました。日本は古くから各地域が独自の知恵と土木技術を駆使し、災害から身を守る方法を研究、対策を講じてきたのだそうです。
また、音の999🎵のある群馬県は「上州空っ風🌀」といって、秋~冬にかけては強風が吹き荒れることで有名です。
さて、本日は11月8日に音の999🎵で行った、【風水害想定】の避難訓練の様子をお届けします。
風水害を想定した避難訓練は過去に何度か実施した経験がありますが、今回はどのような活動になったのでしょうか。子ども達の反応も含め、是非ご覧いただければと思います。
今回の訓練は、午後の自由時間中に「大雨警報」が発令された所から始まります。
昼食を食べ終わり学習室で読書をしている児童や、プレイルームでお昼寝している児童など様々な動き方をする子ども達がいる中で、一度全員を集めて「大雨により、この後みんなで避難する可能性がある」ことを伝えました。

実際の場面を想定して、一部の職員は「キキクル」という気象庁が運営する防災情報サイトを確認したり、児童のご家庭にお迎えを依頼するとともに、万が一避難することになった場合の避難先をお伝えする練習をして災害に備えました。

その後、雨脚がさらに強まったと想定し、会社より【BCP発動=避難】の指示を受け、今回音の999🎵では初めての【水平避難】に挑戦しました。
※水害の場合、他所へ避難する「水平避難」よりも高所へ避難する「垂直避難」のほうが、安全性が高い場合もあることを踏まえて避難先を決定しています。

写真には撮れませんでしたが、災害時には強い風や大雨が降っていることが想定されるため、車に乗り込む際には職員は児童としっかり手を繋ぎ、児童全員の安全確保に努めました。

避難場所まで移動したら今回は(訓練なので)車内で待機し、児童職員の全員が避難できたか人数を確認しました。この際、子ども達は皆、落ち着いて待機することができていました😊
人数確認が出来たら今回の避難訓練は終了となり、皆で事業所に戻ります。
今回はより風水害についての知識を深めるべく、紙芝居を用意して読み聞かせを行いました。


全体を通して、子ども達は皆緊張感をもって訓練に参加することが出来ており、とても有意義な時間を過ごせた印象を受けました。
大雨とは程遠い、晴天🌤の中での訓練となりましたが、皆真面目に職員の話を聞き、行動することが出来ていました😊

訓練とは異なりますが、避難訓練を行う際には防災バックや備蓄物資の確認も忘れずに行っています。飲料水や非常食の賞味期限、消毒液の使用期限なども細かく確認できるようにチェックリストを作成して管理しています📓✨
風水害が発生しないに越したことはありませんが、音の999🎵では今後も定期的に避難訓練を行い、【もしも】に備えていきます。大切な子ども達をお預かりする放課後等デイサービスとして、今後も防災意識を高く持ち生活していきたいと思います😊💗
それでは、次回のBLOGもお楽しみに~🎵


