【音の999】
夏休みの楽器作り
みなさんこんにちは9月に入りましたが、連日猛暑が続きまだまだ夏の暑さが続きそうです
音の999の子どもたちは、およそ1カ月の夏休みを暑さの中でも元気いっぱいに過ごし、楽しかった思い出と共に2学期をスタートすることができました
保護者の皆さまにおかれましては、夏休み中の持ち物持参やお弁当のご用意など、ご協力ありがとうございました
さて今回のブログでは、音の999ならではの恒例行事、楽器作り
の様子を紹介します!
今年の夏休みでは3日間行い、それぞれの日で個性の光る素敵な楽器が出来上がりました
7月24日(月) 鳴子作り
第一回目は、牛乳パックとペットボトルの蓋を使って、鳴子を作りました
まずは牛乳パックを鳴子の形に切っていき、持ち手を通す穴をカッターで開けます。
高学年のお兄さんたちには、職員見守りのもとカッターにチャレンジしてもらいました!!
左手でしっかりと押さえ、ゆっくり丁寧に扱うことができました
鳴子の形が出来上がったら、マーカーやシールで自分なりにデザインしていきます
色合いやシールの位置など、みんなこだわって作れていました
作り終わったあとは、音楽プログラムで鳴子を使って活動します
まず最初に、職員が鳴子の歴史についてお話ししました
鳴子は昔、畑や田んぼに入ってくる野犬や野鳥などを追い出すために、木の板に小さな竹を吊るし、音を鳴らして驚かしていたのが発祥だそうです。
その後は楽器として、高知県のよさこい祭りでのソーラン節で使われているのが、現在広く知られている鳴子の姿です
ということで、みんなが作った自分の鳴子を持ち、ソーラン節を踊りました!
「ソーラン節知ってる!」「学校の運動会でやったよ!」と、自信満々に踊る子どもたち
カチカチ鳴る鳴子を上手に持ちながら、ソーラン節をかっこよく踊ってくれました
8月4日(金) ハンドベル作り
この日は、紙コップ、鈴、モールを使ってハンドベルを作りました!
好きな色の大きい鈴と小さい鈴を選び、鈴についている穴にモールを通していきます
この穴がとっても小さくて、集中して見ないとモールを通すのが難しいのですが、子どもたちはすぐにコツをつかみ器用に通せていました!!集中力や手先の使い方が日に日に成長する子どもたちには、毎回驚かされます
ハンドベルの形が作れたら、シールやマスキングテープで飾りつけをして…
音楽プログラムで、演奏会を行いました
みんなの前で作ったハンドベルの紹介、こだわった部分を説明してもらい、全員で歌に合わせて合奏
綺麗な音で楽しんで鳴らすことができました
8月12日 ギター作り
楽器作りのラストを飾るのは紙コップギター
紙コップに好きなイラストや、カラフルなシールを貼ってアレンジ
完成した紙コップギターで、子どもたちのリクエスト曲を演奏しました
ひっかけた輪ゴムをはじくと素敵な音色が
実は、はじく場所によって音が高かったり低かったり
子どもたちも「音が違う!!」とびっくりしている様子自分だけの紙コップギターが作れました
楽器作りでは、制作過程で培われる微細機能や、作った楽器をみんなで合奏する協調性など、様々なねらいがあります自分のこだわり部分を紹介する活動も、大勢の前で発表する練習になりますね
今後も子どもたちに「楽器っておもしろい!」「音を鳴らすのって楽しい!」と思ってもらえるよう、色々な楽器を作っていきたいと思います
それでは次回の活動記録もお楽しみに~