【音の999🎵】避難訓練~地震想定~

14年前の3月、東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う福島第一原発の放射能汚染による大規模の地震災害が発生しました。
音の999🎵では、毎年3月に地震を想定した避難訓練を行い、子ども達に自然災害の恐ろしさを伝え、命を守るために大切な行動を実践を交えて教えています。

東日本大震災では、東日本各地で大きな揺れや大津波、火災などにより東北地方を中心に12都道府県で2万2325名の死者と行方不明者が発生しました。これは明治時代以降の日本の地震被害として関東大震災、明治三陸地震に次ぐ被害規模であったそうです。

音の999🎵に通う子ども達は最年長の児童でも13歳と、東日本大震災を経験したことがありません。
しかし、毎年3月にはTVで震災関連の特集が組まれた番組が放送されていたり、学校の授業で習っていたりと、大きな地震を経験していない子ども達にも、大震災は身近なものとなっている様です。

さて、本日は3月10日に音の999🎵で行った、避難訓練の様子をお届けします。
地震を想定した避難訓練は過去に何度も実施した経験がありますが、今回はどのような活動になったのでしょうか。子ども達の反応も含め、是非ご覧いただければと思います。

今回の訓練は、おやつ直後に実施する計画を立てました。
おやつを食べ終わり学習室で宿題を行っている児童や、プレイルームでプログラムの開始を待っている児童など様々な動き方をする子ども達がいる中で、男性職員が「地震だ~!!」のアナウンスを行い、訓練を開始します。

学習室にいる児童は机の下に身を隠し、プレイルームにいる児童は窓ガラスから離れた部屋の真ん中で身を寄せ合います。「ダンゴムシのポーズ」を合言葉に、頭を隠し落下物から身を守ります。※実際の場面に近い訓練を行いたかった為、写真撮影は行っていません。

児童・職員全員が頭を隠したことを確認したら、「お外に出るよ~!!」のアナウンスと共に、落ち着いて玄関に移動し、屋外に脱出します。

可能な限り手を繋ぎ、車の往来に注意して避難場所まで移動します。

避難場所まで移動したら安全な場所で待機し、児童職員の全員が避難できたか人数を確認します。この際、子ども達は皆、落ち着いて待機することができていました😊

人数確認が出来たら避難訓練は終了となり、皆で事業所に戻ります。

今回はより地震についての知識を深めるべく、紙芝居を用意して読み聞かせを行いました。

音の999🎵では、紙芝居での読み聞かせの他にも、絵や文字を使って【おやくそく】の確認を行い、地震時により円滑に避難できるよう意識付けを行いました。

全体を通して、子ども達は皆緊張感をもって訓練に参加することが出来ており、とても有意義な時間を過ごせた印象を受けました。また、つい最近避難訓練を行った学校もあったようで、頭を守る【ダンゴムシ】のポーズがとても上手にできていました😊✨

訓練とは異なりますが、避難訓練を行う際には防災バックや備蓄物資の確認も忘れずに行っています。飲料水や非常食の賞味期限、消毒液の使用期限なども細かく確認できるようにチェックリストを作成して管理しています📓✨

地震が発生しないに越したことはありませんが、音の999🎵では今後も定期的に避難訓練を行い、【もしも】に備えていきます。大切な子ども達をお預かりする放課後等デイサービスとして、今後も防災意識を高く持ち生活していきたいと思います😊💗

それでは、次回のBLOGもお楽しみに~🎵